モデルMALIA.「3度目の離婚」の理由 前2回とはココが違う

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   パキスタン人の父と日本人の母をもつ人気ハーフモデル・MALIA.さん(34)は2017年3月4日、「遠距離結婚生活」が原因とし、サッカーJ2のモンテディオ山形に所属する佐藤優平選手(26)との離婚を自身のブログで発表した。

   「バツ3」となったMALIA.さんは、15年1月発売の自叙伝『TRUE LOVE 3度目は3人子連れで年下婚!』(講談社)で、自身の結婚観について赤裸々につづっていた。そこでは、2回の離婚の理由にも触れている。

  • 自叙伝『TRUE LOVE 3度目は3人子連れで年下婚!』
    自叙伝『TRUE LOVE 3度目は3人子連れで年下婚!』
  • MALIA.さんのブログのスクリーンショット
    MALIA.さんのブログのスクリーンショット
  • 自叙伝『TRUE LOVE 3度目は3人子連れで年下婚!』
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「 あの結婚は、『若気のいたり』」

   1回目の結婚について、同書ではこんな風に回顧している。2002年、MALIA.さんはまだ18歳で、モデルの仕事が順調、夜はクラブ通いが続き、

「『これ以上はない』ってくらい、自由を謳歌していた。まさに『Yeah!!』って感じだった」

という時期に、当時、横浜F・マリノスに所属していた田中隼磨選手(34、現在は松本山雅FC)と友人の紹介で知り合った。

   それから数か月後、「予想外」という第1子の妊娠が発覚。お互いに10代だったが、出産に迷いはなかったという。というのも、MALIA.さんは高校時代、カナダに留学しており、そのときに出会ったカナダ人男性とのあいだに子どもを授かっていた。しかし、周囲からの強い反対もあり、中絶を決意。その経験があったために「この子を生みたい!」という強い思いがあったという。

   そして、2002年に田中選手との入籍ののち、第一子を出産。その後、金銭感覚のずれや、価値観の不一致などが原因で04年に離婚。結婚生活を

「早い話、あの結婚は、『若気のいたり』。私の中では、ノーカウントに近いものがある」

と振り返っている。

「本能で結びついていた」

   2人目の夫は、総合格闘家で山本KIDの愛称で知られる徳郁さん(39)だ。

   2人は、05年に結婚。まもなくして第2子を授かる。出産のエピソードを

「絶対に妊娠しちゃいけないと思っていたから、私はずっと避妊リングを子宮に装着していた。不具合のせいだか、点検のためだかで、避妊リングを外していた、このわずかの期間にまさかの的中。Happeningだった」

と話す。

   2人の関係は「本能で結びついていた。彼とは、ホントに大恋愛だった──。」と話すが、金銭感覚のズレや、女性の影など不満が絶えなかったという。

「ベントレーとマイバッハ以外は、買っていない車種はないんじゃないかな。それくらい、しょっちゅう買い替えていたのだ」
「彼が女と一緒にいた飲み屋に乗り込んで、後ろから彼に飛び蹴りしたこともある」

   そんななかで、「もうひとり子どもが増えれば、また家族がひとつになるんじゃないか」という思いを胸に、MALIA.さんは避妊リングをふたたび外し、06年に第3子を出産。しかし、その後も、山本選手とのあいだにトラブルは絶えず、

「自分のためにも、彼のためにも、そして、子どもたちのためにも、私たち夫婦は離婚すべきだ」

と決意し、09年に離婚した。

「やっと見つけた真実の愛」

   そして、3人目がJリーガー・佐藤優平選手だ。佐藤選手との出会いは「衝突事故」がきっかけだったという。

   天皇杯全日本サッカー選手権大会を観戦後、選手たちの打ち上げに参加したMALIA.さん。打ち上げが終わり、エレベーターに乗りこむと、佐藤選手と2人きりになり、

「『今日はありがとね~。楽しかった』こう言って彼とハグした瞬間、なぜかチュッ。唇と唇が重なってしまった」

といい、それがきっかけで交際をスタートした。

   自叙伝には、交際中の仲睦まじいエピソードや、佐藤選手のプロポーズシーンがこと細かに描写されており、「やっと見つけた真実の愛」とのろけていた。

   しかし今回、17年3月4日にブログで「2人で話し合い、子供達とも話し合い、これからは別々の道を歩むことを決めました」と離婚を発表。離婚の理由については、東京と山形と遠距離生活が続き、家族として十分な時間を持つことができなかったと説明。「プロアスリートの妻として彼をきちんとサポート出来ない自分に対しても、もどかしさ、寂しさが日々大きくなっていました」とも吐露している。

   なお、自叙伝にはこんなことも書かれていた。

「(2度の離婚を経験して)自分が男性に何を求めているのかが、だんだんとまとまってきたんじゃないかと思う」「私が男性に心から求めていたのは、『時間の共有』だったのだ」
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