ネット驚愕「新海誠に娘」 「童貞じゃなかったのか」

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   アニメ映画「君の名は。」がメガヒットを記録した新海誠監督(44)に娘がいたことが公になり、少なからぬ人々に衝撃を与えている。

   年齢的には子どもがいても不思議ではない新海監督だが、その作風から「童貞説」が根強くささやかれていたからだ。

  • 新海誠監督に娘がいた (C)2016「君の名は。」製作委員会
    新海誠監督に娘がいた (C)2016「君の名は。」製作委員会
  • 新海誠監督に娘がいた (C)2016「君の名は。」製作委員会

「うわ~やっぱ聞かれた」

   新海監督の娘・新津ちせちゃん(6)は2017年3月1日、都内で行われた2部作映画「3月のライオン」(前編3月18日、後編4月22日公開)のイベントに登場した。羽海野チカさんの同名漫画作品を実写化した作品で、ちせちゃんは、神木隆之介さん演じる主人公・桐山零と関係が深い川本3姉妹の3女・川本モモを演じている。

   イベントでは長女・川本あかり役の倉科カナさん(29)、次女・川本ひなた役の清原果耶さん(15)とともに、ひなまつりを前にひな人形型の寿司づくりに挑んだ。3人で和気あいあいと料理に勤しんでいたちせちゃんだったが、途中、イベント司会者から「ちせちゃんのお父さんは新海誠監督なんですよね?」と尋ねられた。ちせちゃんは右手で口を押えながら

「うわ~やっぱ聞かれた」

と照れた表情で返した。下を向きながら「あ~やっぱ聞かれた」と恥ずかしそうに何度かつぶやき、その後も「やっぱ聞かれたね。(家に帰ったら)何て言おう」、さらに少し大きめの声で「聞かないでって言ったのに~」と苦笑いしながら言うと、倉科さん、清原さんと会場からは笑いもこぼれた。

   「君の名は。」をはじめアニメ映画作品をいくつも生み出してきた新海監督だが、中高生男女の運命的な出会いやすれ違いといった、甘酸っぱい恋愛をテーマにしたものが多い。この作風から一部のファンは、ツイッター上で「新海誠作品は過去のどれを取っても、『現実ではうまくいかないけど、綺麗で透明な青春に憧れている、童貞オタク高校生の妄想』みたいな内容」「新海誠って端的に悪く言うと『初恋引きずってる童貞』だよな」などと言われてきた。17年3月現在も、ツイッターの検索窓に「新海誠」と打つと、予測で「新海誠 童貞」が出るまでになっている。

石田衣良「たぶん新海さんは楽しい恋愛を高校時代にしたことがない」

   さらには作家の石田衣良さん(56)も、「新海誠氏と宮崎駿氏の違いは」と題した1月4日付「NEWSポストセブン」のインタビュー記事で、「たぶん新海さんは楽しい恋愛を高校時代にしたことがないんじゃないですか」とし、作品について

「付き合ったこともセックスの経験もないままカッコイイ男の子を書いていく」
「宮崎駿さんだったら何かしら、自然対人間とか、がっちりした実体験をつかめているんですが、新海さんはそういう実体験はないでしょうね。実体験がないからこそ作れる理想郷です。だからこそ今の若者の憧れの心を掴んだのかも知れません」

と皮肉まじりに論評していた。

   そんな中で、新海監督の娘が姿を現した今回のイベントは、テレビのワイドショーでも取り上げられて多くのツイッターユーザーの目にもとまり、衝撃をもって伝わった。

「新海誠に娘おったんか、童貞やと思ってたわ」
「朝から新海誠が童貞じゃないことを知ってびっくりしてる」
「新海誠監督の作風が童貞臭いって批判あったけど、童貞ではないのな」
「新海誠がバリバリ童貞じゃなくて奥さんどころか一児の父だったっていう拳が俺の腹を思い切り右ストレートでドついてきた」

   なお、ちせちゃんは2014年7月公演のミュージカル「ミス・サイゴン」に出演するなど、舞台を中心に以前から芸能活動をしていたが、新海監督の娘であるとは「3月のライオン」スタッフにも、撮影中には知られていなかったらしい。16年11月12日付「女性自身」ウェブ版は、同映画スタッフの話として「モモちゃんが、まさかあの話題の監督の娘だったなんて、撮影現場の誰も知りませんでした。スタッフも共演者も大友啓史監督ですらも、撮影が終わった打ち上げの二次会の席で、初めて知ったんです」と伝えている。

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