駄菓子屋でよく見かける酢イカやイカ・魚肉すり身などの「カットよっちゃん」シリーズ。その魚肉加工食品会社、よっちゃん食品工業が申請している商標が、メンバーの不倫騒動などで活動を自粛しているバンド名を彷彿せる、として話題になっている。
その名は「ゲソ(下足)の極み」。ネット上では「早く食べてみたい」といった声も挙がっている。
「流石はよっちゃんいか」
特許庁の特許情報提供サービス「特許情報プラットフォーム」によれば、よっちゃん食品工業が「ゲソ(下足)の極み」を出願したのは2017年2月6日で、21日に公開された。販売する飲食料品などに使用する。ネット上ではこのネーミングに、メンバーの川谷絵音さんの不倫騒動などを機に現在活動停止中のロックバンド「ゲスの極み乙女。」を連想する人が多くいて、
「CMにベッキー使ったれよ」
「去年出してたら もっと良かったのにw」
「ゲソの極みよっちゃん」
などといった感想や、よっちゃん食品工業に対しては、
「笑ったwよくまあ社内でOKが出たもんだな」
「流石はよっちゃんいか、子供の頃から駄菓子屋で応援していた甲斐があった」
「早く食べてみたい」
などといった書き込みがツイッターや掲示板に出る事になった。また素直に、最高に美味いゲソということだから早く商品化して欲しい、といった意見もある。
この「ゲソの極み」に関しては、昨2016年から「ゲス」を「ゲソ」に変える人がネット上に散在していて、炙ったスルメやゲソの写真を撮って「ゲソの極み」と表現したり、今年のバレンタインデーにはCDケースに入ったチョコレート「ゲソの極み乙女」が話題になった。
よっちゃん食品工業「お話しできることはありません」
どうしてこのようなネーミングを考えたのか、よっちゃん食品工業にJ-CASTニュースが2月27日に取材したが、
「許可が下りたわけではありませんし、お話しできることはありません」
ということだった。同社関係者によれば、この業界の人たちにとってイカの足はゲソと呼ぶのは染みついている話のため、バンド「ゲスの極み乙女。」と関連付けられることなど全く予想できなかったのではないか、と語っていた。