人気アイドルグループ「乃木坂46」の卒業生、市來玲奈さん(21)が日本テレビのアナウンサーに内定したことがわかったと、2017年2月3日付の日刊スポーツが報じた。
市來さんは、2011年8月に乃木坂46の第1期生のオーディションに合格。愛称は「れなりん」。デビューシングルから4枚目まで選抜メンバー入り。14年7月、乃木坂46の卒業後は女優として活動していた。現在は早大3年生で、日テレには2018年4月の入社予定という。
採用倍率は、1000倍とも2000倍とも
日刊スポーツは、複数の関係者の証言として、「市來さんが2017年2月2日までに日本テレビ正社員のアナウンサー職に内定したという。今後は2018年4月の入社に向けて、同期の内定者たちとともに研修などに参加する」と伝えている。
乃木坂46の卒業生がテレビ局の正社員のアナウンサーになるのは初めてで、AKB48グループでも前例がないという。
市來さんは、乃木坂46の第1期生で、ファンからは「広末涼子の再来」ともいわれた。学業とアイドル活動を両立。2014年4月に第1志望だった早大文学部に進学。現在は3年生だ。
2014年7月に乃木坂46を卒業。その後は女優として活動し、16年公開の映画「さざ波ラプソディー」で初主演を果たした。競技ダンス(社交ダンス)の実力も一流で、小学6年生のときには世界大会に出場した経験もある。
いわゆる「局アナ」の採用倍率は、1000倍とも2000倍ともいわれる超難関だが、市來さんはその壁を見事突破したことになる。
この報道に、さっそくインターネットの掲示板などには、
「え!市來玲奈ちゃん日テレのアナウンサーになるの。すごい!」
「アナウンサーの夢、叶ったんだ」
「素直におめでとう。推してた人は嬉しいだろうな。またこうしてテレビで見れるんだからな」
などの応援コメントが多く寄せられている。
人気アイドルグループ出身の局アナは、元モーニング娘。で現在テレビ東京で活躍している紺野あさ美アナ(29、今春退社の予定)がいる。
なお、市來玲奈さんは2017年2月2日付のブログで、「また次のステップへ!」と題し、
「今日、遂に!!! 3年生の全ての授業が終わりました!」
との報告と家族への想いなどを綴っているが、「内定」にはふれていない。