大相撲の元小結・時天空の間垣親方(本名・時天空慶晃=ときてんくう・よしあき)が2017年1月31日、悪性リンパ腫のため死去した。37歳だった。日本相撲協会が同日、公式ツイッターなどで公表した。
間垣親方はモンゴル出身。告別式は2月7日、東京都墨田区両国の回向院で。訃報のニュースが流れると、「早すぎます」など、37歳の若さでの死去に驚く声が多く寄せられた。
「ついこの間まで現役だったような」
2002年7月に初土俵を踏んだ間垣親方は、序ノ口、序二段、三段目と3場所連続優勝を果たした。07年に小結昇進、以降通算で3場所、小結を務めた。14年には日本国籍を取得した。16年1月、悪性リンパ腫の治療中であることを公表。その直前の15年11月場所から休場を続け、16年8月に現役を引退した。
死去の報が流れると、ツイッターなどには、「ご冥福をお祈りします」という追悼メッセージに加え、
「早すぎます」
「まだお若いのに」
「ついこの間まで現役だったような」
と、現役引退から半年も経たない37歳での逝去を惜しむ声が多く寄せられていた。 なかには、現役時代の「けたぐり」の技が印象に残っている、という思い出を書き込む人もいた。