加藤一二三九段77歳 最年長対局記録更新も引退の危機

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   将棋の加藤一二三(ひふみ)九段(77)が、2017年1月12日の第75期名人戦順位戦C級2組で石田直裕四段と対戦し、最年長対局記録を77歳11日に更新した。これまでの最長は、76歳11か月で最後の対極を行い、1996年3月末に77歳1日で引退した故丸田祐三・九段の記録だった。加藤九段はこの対局で敗れ、現在1勝7敗。

   C級2組は順位戦の最下クラスで成績の下位10人には降級点がつき、降級点が3つつくとフリークラスに陥落する。加藤九段はすでに2つついており、陥落した場合は引退を迫られる。

   今回は競争相手も敗れたため引退を逃れたが、1月19日に行われる他の棋士の対局結果次第では加藤九段の引退が決まる。

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