一平ちゃんショートケーキ味 「...奇跡的にうまいかも」

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   「チョコソース味」や「梅かつお味」「カラムーチョホットチリ味」と、新感覚の「キワモノ」ソース焼きそばを続々と売り出している明星食品の「一平ちゃん夜店の焼きそば」シリーズに、なんと「ショートケーキ味」がお目見えした。

   明星食品は「スイーツ感覚の斬新な焼きそば」とアピールするが、インターネットには早くも食べた人などから、その味について続々と感想が寄せられている。

  • バニラ風味のマヨネーズに、「あとのせかやく」を工夫(画像は、「明星 一平ちゃん夜店の焼きそば」のホームページ)
    バニラ風味のマヨネーズに、「あとのせかやく」を工夫(画像は、「明星 一平ちゃん夜店の焼きそば」のホームページ)
  • バニラ風味のマヨネーズに、「あとのせかやく」を工夫(画像は、「明星 一平ちゃん夜店の焼きそば」のホームページ)

バニラ風味のマヨネーズに甘ずっぱいイチゴ...

   この組み合わせは「暴挙」か、それとも「賢明な判断」なのか――。明星食品は2016年12月5日、カップ焼きそば「明星 一平ちゃん夜店の焼そば ショートケーキ味」(希望小売価格、税別180円)を発売した。

   クリスマスなどのパーティーシーズンに向けた季節限定、スイーツ感覚の斬新な焼きそばで、ビーフエキスがベースにフルーツペースト、マンゴーチャツネを加えた塩だれのソースに、バニラの風味を付けてケーキの雰囲気を演出。特製のマヨネーズもバニラの風味でケーキらしさを押し出している。

   焼きそばに使われている「かやく」といえば、キャベツや肉片、イカなどのフリーズドライと相場は決まっているが、「一平ちゃんショートケーキ味」はショートケーキには欠かせない甘ずっぱいイチゴや、砂糖を細く円柱状に固めて天然着色料でカラフルに彩った「バーミッシェル」、サクサク食感のヨーグルト風味のキューブ「コロコロぐると」をトッピング。「あとのせ」タイプで、食欲をかきたてる甘い香りと、クセになる甘ずっぱさが楽しめるという。

   パッケージも「赤」を基調に緑のリボンを結んだ、クリスマスが近づいていることを知らせる華やかなデザインを施した。

「なんでこんなん売ってんや」

   そんな「一平ちゃん ショートケーキ味」に、インターネットではさっそく買って食べた人などが感想を寄せた。

「なんでこんなん売ってんや。さすがにまずいわ」
「こりゃ営業がかわいそうやわ。こんなん、おいてくれるとこないやろwww」
「あかんよ、これは。ノド通らんかったわ」
「麺のワッフル食ってる感じ。メイプルシロップといちごの味が混ざっておいしくない」

といった「ダメ出し」の声が少なくないが、なかには皮肉まじりかもしれないが、

「奇跡的にうまいかもしれないw」
「甘いぜ!一平ちゃん」

との声も。一方、

「甘酸っぱさがクセになる」
「そんないうほどやないんちゃう。食ってみてもええ思うよ」
「意外にこれ、イケるw」

などの声がないわけではない。

きっかけは1月発売の「チョコソース」

   じつは、明星食品の「一平ちゃん夜店の焼きそば」シリーズはこの1年だけでも、「カラムーチョホットチリ味」(11月14日)や「ポテマヨ」(9月5日)、「蒲焼のたれ味」(7月4日)に「わさびマヨ醤油味」(5月9日)など、数々の「変わり者」味のソース焼きそばを発売している。

   なかでも衝撃的だったのが、バレンタインシーズンにあわせ、1月18日に発売した「チョコソース」。このときも、ソース味と「甘い」チョコレートの組み合わせに、多くの「一平ちゃん」ファンが絶句。インターネットでは、

「ちょっと、無理。おいしくないw」
「スイーツでもなく焼きそばでもない、微妙な感じ。でも個人的には好きな味だな」

と賛否が分かれた。

   明星食品によると、ショートケーキ味は、このチョコソースの反響から生み出されたという。「チョコソースの発売は賛否ありましたが、大きな反響があり、『次はどうするんだ』といった期待を込めた声が社内、社外から次々とあがりました。そこで12月といえば、ケーキ。クリスマスに向けて『ショートケーキ味』でいってみよう!という流れで発売に至りました」と、きっかけを説明する。

   ちなみに、「社内で、『変わり者』と思っているのは、チョコソースとショートケーキ味だけです」という。

   「サクサクした菓子のようなイメージにしたかった」と話し、「味の甘さとすっぱさ、しょっぱさのバランスもあるのですが、なんといっても『あとのせかやく』です。イチゴとヨーグルト風味キューブの『コロコロぐると』のサクサクした食感を出すのが大変でした。と、工夫を凝らした。

   インターネットの声に、「弊社としては、おいしい、マズイといった領域を超える新しい味覚の世界を提案させていただいているので、どちらにしても反応していただけることはうれしいです。みんなでわいわいやっていただき、楽しんでいただければと思っていますし、どんどんディスっていただいても結構です」という。

   「変わり者」味シリーズについて、「1年に1、2回はわくわくするような新しい味覚の世界を提案していきたいと思っています」と、今後も期待していいようだ。

姉妹サイト