弁護士やジャーナリストらによる「ブラック企業大賞」実行委員会は2016年12月1日、長時間労働や残業代未払いなど労働環境に関する問題を抱える10法人をノミネートしたと発表した。
5回目となる今回は、15年12月に女性新入社員が過労自殺した広告大手の電通や、元料理長の長時間労働をめぐる裁判で話題を集めた京都右京区の宗教法人、仁和寺をはじめ、ドン・キホーテ、日本郵便、関西電力、佐川急便、外食チェーンのサトレストランシステムズ、印刷サービスのプリントパック、デイサービスのディスグランデ介護、棚卸代行のエイジスが選ばれた。
実行委員会はノミネート理由の詳細をウェブサイト上で公開している。12月22日までウェブ上で一般投票を行い、23日に都内で行われる受賞式で大賞を発表する予定。