乳がんを患い闘病中だったタレントの北斗晶さん(49)が2016年11月29日、「5時に夢中!」(TOKYO MX)に生出演し、約1年2か月ぶりにテレビ復帰を果たした。
ツイッター上には「おかえりなさいー!!」「お元気そうでよかった!」「めっちゃ嬉しい」といった声が続々と上がったが、同時に複雑な思いを抱える5時夢ファンも少なくなかった。かつての「相棒」、岡本夏生さん(51)が隣にいないためである。
北斗休業直後は「私たちが頑張ってこの番組を守る」
北斗さんは2006年4月から火曜日コメンテーターとしてレギュラー出演。2011年10月からは岡本夏生さんとタッグを組み、息の合った掛け合いをみせてきた。15年9月に北斗さんが乳がんを公表した際には、岡本さんが長文ブログで熱いエールを送り、翌週の放送でも
「私たちが頑張ってこの番組を守って、アキラ・ホクトが帰ってくる前になくなってしまわないように、何とかこの椅子をキープして待っていたい」
と、神妙な面持ちで語っていた。
MXは北斗さんの代役を立てず、毎週ゲストを呼ぶ形をとることにしたのだが、16年3月29日に「事件」が起きた。岡本さんが番組エンディングで突然降板を発表したのだ。そのため、今回隣に座っていたのは、岡本さんの後に火曜コメンテーターとなった作家の岩下尚史さん(55)だった。
北斗さんの復帰を待ちわびていた5時夢ファンは、放送開始直後からツイッター上で喜びの声をあげると同時に、
「夏生嬢との絡みが見たかった」
「岡本夏生さんとのコンビが本当に大好きでした」
「北斗の隣は岡本夏生じゃなきゃダメなのよ」
「岡本夏生も復活してほしいなあ」
などと、岡本さんの不在を寂しがった。