NHKは2016年11月24日、大晦日恒例の「第67回NHK紅白歌合戦」出場歌手49組を発表した。宇多田ヒカルさん(33)やデビュー20年目のKinKi Kidsら10組が初出場を決めた。
一方で、毎年「落選危機」が指摘されていた和田アキ子さん(66)がついに落選。16年いっぱいで解散するSMAPも出場者名簿に名前はなかった。
伍代夏子、EXILEも姿消す
他に初出場を決めたのは、大ヒットした映画「君の名は。」の音楽を担当したRADWIMPS、デビュー曲「サイレントマジョリティー」がヒットした欅坂46、PUFFY、大竹しのぶさん(59)、「苦労人」として知られてきた演歌歌手の市川由紀乃さん(40)、CMで「浦島太郎」として歌った桐谷健太さん(36)、16年5月に再結成したTHE YELLOW MONKEY、お笑いコンビ・オリエンタルラジオ率いるRADIO FISH。
15年まで出場していた細川たかしさんや(66)森進一さん(69)は紅白を「卒業」するとして出場せず、伍代夏子さん(54)、藤あや子さん(55)も姿を消した。演歌以外では、EXILEやゴールデンボンバーも落選した。
司会は紅組が女優の有村架純さん(23)、白組は「嵐」の相葉雅紀さん(33)が務める。総合司会には「ニュース7」(平日)のメインキャスターで知られる武田真一アナウンサー(49)が起用されている。
16年の紅白のテーマは「夢を歌おう」。東京五輪・パラリンピック直前の19年の紅白までの4年間にわたってこのテーマを掲げる。