『ごっこ』などの作品で知られる漫画家の小路(しょうじ)啓之さん(46)が2016年10月20日夜、死去した。奈良県御所市の歩道で倒れているところ発見され、病院に運ばれたが、死亡が確認された。自転車を運転中、転倒して頭などを強く打ったとみられている。21日、共同通信など複数のメディアが報じた。
ツイッターでは、小路さんを悼む声が寄せられている。
発見場所のそばに「リカンベント」型自転車
共同通信の報道などによると、小路さんが倒れていたそばには、足を前方に伸ばしてペダルをこぐ「リカンベント」型の自転車が倒れていた。自転車には大きな傷はないことから、小路さんが運転中に転倒したものとみられている。
講談社の「モーニング」サイトなどによると、小路さんは、『殺しのライセンス』でちばてつや賞準大賞を受賞(1997年)しデビュー。『ごっこ』『犯罪王ポポネポ』などの作品があり、アフタヌーン四季賞(特別賞)などの受賞歴がある。
小路さんの訃報が10月21日に流れると、ツイッターでは、冥福を祈る声が寄せられた。漫画家の渡辺静さんは、「え?嘘、亡くなった漫画家さんって小路啓之さんなの?ちょっと気持ち整理つかないわ。。」と投稿。
他にも、「本当に悲しい」「ご冥福を祈ります」「ポポネポ好きだった」「お悔み申し上げます」などの声が投稿されている。