2016年10月5日夜に生放送されたTOKYO MXの情報番組「バラいろダンディ」で、MCを務めてきたフリーアナウンサー・長谷川豊さん(41)の降板が発表された。
長谷川さんが自身のブログに掲載した人工透析患者にまつわる記事は多くの批判を呼び、テレビ大阪などは長谷川さんのレギュラー降板に踏み切った。MX「バラダン」では本人が3日放送時に騒動を謝罪し、事実上の「続投」とみられていたが、結局同番組からも姿を消すことになった。
アシスタント阿部さん「『バカヤロー!』と言いたい」
5日放送の冒頭では、アシスタントの阿部哲子さんが「今日はまずこちらからお伝えします」と切り出し、「バラいろダンディのMCを務める長谷川豊さんが昨日(4日)の放送をもって番組を降板しました」と発表した。
「番組放送開始の2014年4月よりMCとして活躍され、番組内でも『ガセ川』『ガセの極み豊』などのニックネームで親しまれました。2年間この番組を切り盛りしてくださったのですけれども...お疲れ様でした」
と述べた後、「私個人としては」と前置きし、
「今回のブログの件では、本当に長谷川さんが100パーセント悪いと思いますし、フォローの余地は一切ないです。『バカヤロー!』と言いたい気持ちです」
と語気を強めて語った。その上で
「ただ、チームとして頑張ってきた仲間がいなくなってしまうのは、すごく寂しい思いがします」
と複雑な想いを打ち明けた。
阿部さんは降板について1時間前に聞いたそうで「どうしていいかなという気持ちがありますが...」とつぶやきつつ、「気持ちを入れ替えまして!」とし、番組内容の紹介に移った。