AKB48の「ぱるる」こと島崎遥香さん(22)が、ツイッターで自身へのバッシングに反論した。
先日、2016年いっぱいでのAKB卒業を発表した際、今後の活動の「夢」として「ジブリの声優さんをやりたいな」と明かしたところ、「声優の仕事をなめるな」といった反応が相次いでツイッターなどに寄せられていた。
「ジブリの声優さんをやりたいなって」
島崎さんの「声優」発言があったのは、10月3日。都内で開かれた、アルバイト情報サイト「バイトル」のCM発表会で、AKB卒業後の活動について質問されると、
「今すぐに、簡単に『女優さんになります』って言えるほどの実力もないですし...」
と戸惑いを見せつつも、力強く、こう意気込みを示した。
「応援してくださる声がある以上は、頂いたお仕事に全力で取り組んでいきたい」
そのうえで、
「ずっと夢だったことがあって...」
と明かし、
「それはジブリの声優さんをやりたいなって」
と口にした。
こうしたやりとりは多くのメディアが報じ、J-CASTニュースも「ぱるる、今後の夢は『ジブリの声優』~」(10月3日配信)で紹介した。
島崎さんの「声優」発言が報じられると、ツイッターなどには、アニメファンや声優ファンらから、
「声優なめてんの?」
「下積みから頑張ってくださいって感じ」
「そんなに簡単に声優って言わないで欲しいな...誰だって出来る仕事じゃないんだから」
といった反発が相次いだ。
こうしたツイッター上の批判が島崎さんの目に留まったようで、10月4日夜の自身のツイッターで、
「声優になると言った覚えはありません。それに、なると言ったところで簡単になれるような職業ではないです」
と、反論した。確かに、発言は「(ジブリの声優さんを)やりたいな」で、希望なり目標なりを述べた形だった。当初は、どのツイートへの反論なのか、元ツイートを表示していたようだが、その後削除したようだ。
「妖怪ウォッチ」で経験済み
ファンらへの淡々とした「塩対応」で知られる「ぱるる」は、アイドル活動だけでなく、ホラー映画「劇場霊」(15年)で主演を務めるなど、活動の幅を広げてきた。16年10月17日からは、「警視庁ナシゴレン課」(テレビ朝日系、放送は関東と一部地域)で、主役の課長役を演じる。刑事役へは初の挑戦だそうだ。
今回、話題となった「声優」も経験済みで、14年公開の劇場版アニメ「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」では、ユキッペ役をこなした。
今回の「ジブリの声優さん」発言に対してはツイッター上で、
「実現不可能な夢ではないと思う。がんばってね」
「ジブリの声優目指して頑張れー」
と応援する声も見受けられる。
ジブリ作品へは、過去にも志田未来さんや、長澤まさみさんといった若手女優が声優として参加した例がある。