前橋市のホテルで2016年8月23日、40代の女性従業員に乱暴したとして強姦致傷容疑で群馬県警に逮捕された俳優の高畑裕太容疑者(22)が9月9日午後、不起訴となって、勾留されていた前橋署から釈放された。
速報したインターネット版のスポニチアネックスの同日の報道などによると、高畑容疑者と被害者側の双方の弁護士による話し合いで、示談が成立したという。被害者の怪我が比較的軽いため、被害者からの告訴の必要はない強姦致傷ではなく、告訴が必要な強姦での立件を検察は検討したが、今回の示談成立で被害者側が告訴を取り下げ、釈放につながったとみられる。
声を張り上げ「本当に申し訳ございませんでした」
高畑裕太容疑者は14時30分前、群馬県の前橋警察署前に姿を見せた。生中継されたテレビ映像では、半袖の白シャツに灰色のズボン姿。シャツは一番上のボタンまで留めている。
高畑容疑者は、声を張り上げるようにして
「この度は、みなさまに多大なるご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございませんでした」
と謝罪し、頭を下げた。頭を下げ続けて約15秒経ったところで、高畑容疑者の左脇にいた女性弁護士が、この日の会見はないことや、後ほど書面でコメントを出すことなどを告げた。高畑容疑者はその間も頭を下げ続け、計約27秒間、腰を直角に曲げていた。
その後、右前方に止めていたワンボックスカーへ移動し、乗り込む前にまた約3秒、頭を下げて車に乗り込んだ。
この報道を受け、ツイッターでは
「高畑裕太...えっ?不起訴で釈放?」
「高畑裕太 不起訴?本当はどんな経緯があったんだろう?」
「高畑裕太、示談成立。釈放されるらしい。お金で解決なんだろうか?」
と衝撃を受ける人が続出している。
他にも、
「高畑裕太、示談だが 被害者の女性が毎日のようにテレビなどで報道され 事件当時のことを思いだし つらかったのだと思う」
とさまざまな声が寄せられている。