まもなく発売されるiPhoneシリーズの新作「iPhone7/7 Plus」から、本体のイヤホン端子が廃止される。
本体のジャック部分は、充電ケーブルやUSBケーブルを直結できるライトニング端子ただ1つ。充電ケーブルをつなぐとすべての「穴」がふさがってしまうため、充電中に有線イヤホンで音楽を聴くことができない。ファンから「そこだけチョー不便」「なんでなくしちゃったの......」と悲鳴が上がっている。
別売りのワイヤレスイヤホンは約1万7000円
「iPhone7/7 Plus」は、アップルが16年9月8日(日本時間)に開いた新製品発表会で発表された。9日に予約が始まり、16日に発売される。
ディスプレイが明るく見えやすく、カメラも高性能になり、防水機能も加わった。10月下旬からは、モバイルSuicaなどのいわゆる「おサイフケータイ」にも対応する。これまでのiPhoneに比べ、より「多機能」を押し出した印象だ。
一方、イヤホン端子がなくなる、という大きな「削減」もあった。本体の端子が1つとなったため、充電中に有線イヤホンを使えなくなった。ちなみに、「iPhone7/7 Plus」対応の有線イヤホン「EarPods with Lightning Connector」はライトニング端子に直結する仕様となっている。こちらは本体に同梱される。また、ワイヤレス接続用のイヤホン「AirPods」も1万6800円(税別)で別売りされる予定だ。
この変更に対し、ツイッター上では
「そこだけチョー不便」
「なんでなくしちゃったの......」
「音楽はまだ有線(イヤホン)がいい。。。」
「イヤホン一つで買う気が失せた」
といった戸惑いの声が寄せられている。イヤホンの別売りについても、「儲けるねぇ~」との見方が出ている。