NHKの教育番組「ひとりでできるもん!」で、初代・舞ちゃん役を務めた平田実音(みお)さんが2016年8月5日に亡くなった、と関係者が明かし、ネットでは追悼の声が相次いでいる。
以前、平田さんの出演番組の制作に携わっていた「ゲンプランニング」社長の加藤元氏によると、最近は肝臓の具合が悪く入退院を繰り返していて、平田さんは33歳だったという。
「すでに芸能界は引退していた」
加藤さんは9月1日、J-CASTニュースの取材に、平田さんは8月5日朝、自宅で倒れているのを母親に発見され、搬送先の病院で死亡が確認されたと説明した。平田さんがかつて出演していた番組の関係者から、翌6日に訃報を聞かされたという。
「最近の暮らしぶりは把握していませんでしたが、肝臓の具合が良くなく、入退院を繰り返していたようです」
と明かす。
加藤さんは8月7日、自身のフェイスブックで平田さんの死を報告し、
「すでに芸能界は引退していたので芸能欄やスポーツ紙で扱われることも無いが私の夢を叶えてくれた、子供たちのアイドルの冥福を祈りたい」
と追悼している。
平田さんは、1991年に「ひとりでできるもん!」で初代・舞ちゃん役に抜擢。2000年に「みんなの広場だ!わんパーク」(NHK教育)にミーオ役で出演し、MC、歌、ダンスで視聴者をわかせた。
平田さんの死は16年9月1日、スポーツニッポン電子版などに報じられ、ツイッターには
「昔よく観てた。憶えてる。お悔やみ申し上げます」
「33って...若いなぁ」
「まだお若いのにね......」
と悼む声が相次いでいる。
J-CASTニュースが9月1日、NHKに問い合わせたところ、
「以前の出演者に関する情報は集めていない」(同局広報部)
とのことだった。