強姦致傷容疑で2016年8月23日に逮捕された俳優の高畑裕太容疑者(22)が自ら「僕は超肉食系です」と称し、「性欲を何とかしないと」などと語っていたことが分かった。
テレビ番組では共演した女性をすぐに好きになる、などと告白し、共演した女性モデルの腰をつかみまくるシーンもあり、「やばいよその癖、治したほうがいい」などとたしなめられるなど、その異常ぶりが指摘されていた。
「性欲をなんとかしないと...」
16年2月4日に放送されたTBS系バラエティー番組「櫻井有吉アブナイ夜会」に出演した高畑容疑者は、異性と添い寝をするだけの「ソフレ」というプレーがあると聞かされると、添い寝だけで終わるのは自分には無理な話だとし、「僕は超肉食系です」などと告白した。共演した女性をすぐに好きになるとし、橋本マナミさんを例に挙げ、「あれはいい女だった」。モデルの藤田ニコルさん、紗蘭さんと3人で原宿に出かけプリクラの撮影時は紗蘭さんの腰を掴みまくり嫌がられていた。その後スタジオで、紗蘭さんへの行為はひょっとして共演者を好きになる癖が出たのか、と質問されると「その、ひょっとして」、などと笑った。ニコルさんはそんな高畑容疑者に対し嫌そうな顔をしながら、「やばいよその癖、治したほうがいい」などとたしなめる場面もあった。
高畑容疑者はとにかく性欲が強く抑えられなくなるらしい。ネット上では過去のツイ―トが見つかったとして16年8月24日現在、それがホットワードになっている。13年3月24日のもので、そのつぶやきは、
「やるせない性欲に駆られてる。あぁ~~~~~~~.........。」
というものだ(ツイッターは現在鍵が掛けられ特定の人しか見ることができなくなっている)。日本テレビ系「解決!ナイナイアンサー」(16年1月26日放送)に出演した際には、気になる女優を食事に誘う方法と、どうやって口説けばいいのかなどを相談していた。司会のお笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史さんが、
「まず、(高畑容疑者は)性欲が強いでしょ?」
と突っ込むと、高畑容疑者は、
「そうなんですよ、性欲をなんとかしないと・・・」
などと返していた。
母親の高畑淳子さんと暮らす実家ではどんな生活をしているのかといえば、部屋はアダルトDVDとエロ本だらけなのだという。
「あんたが何か不祥事を起こしたら、アタシの大事な仕事を失うの」
15年11月23日放送の日本テレビ系トーク番組「しゃべくり007」では、淳子さんのメッセージが紹介され、学生の頃からベッドの下にエロ本が敷きつめられていて、部屋にはエロ本やアダルトビデオが散らばっている、という内容だった。裕太容疑者はそれを認め、自分の部屋にテレビがないからアダルトビデオは母親が寝静まった後でリビングで見る、と説明した。しかし、その場に母親が起きて来て見つかることもあると話した。ダンスも好きで、アダルトビデオを見終った後に激しいダンスをするというパフォーマンスを披露したところ、
「この人、頭おかしい」
という声が収録スタジオに響いた。
16年3月16日放送の「ウチくる!?」(フジテレビ系)では、所属事務所のパーティーで挨拶をさせられたときに、女性の先輩が送った声援に「うるせえ!」といきなり切れたことが紹介され、「危なっかしいよね」「少し変」などと共演者に引かれていた。
今回の事件は芸能界生命を絶たれてもおかしくないほど深刻で、22歳という若さで今後はどのような人生を送ることになるのだろうか。「ウチくる!?」では、まるで事件を予測していたかのような終わり方をしている。淳子さんが裕太容疑者に対し、こんな手紙を送った。
「あんたが何か不祥事を起こしたら、アタシの大事な仕事を失うの。アタシの仕事を取らないで。アタシ、あんた達を食わせてやってるの!」
これに対し、裕太容疑者はこう応えた。
「ここまで育ててくれてありがとう。これからもどうか、養ってください」