2016年7月の参院選をめぐる公職選挙法違反事件で、警視庁捜査2課は8月16日、タレントのテレンス・リーこと加藤善照容疑者(51)ら3人を、同法違反(買収)の容疑で再逮捕し、発表した。
再逮捕は6月下旬、加藤容疑者が東京都渋谷区で、幸福実現党の候補者(落選)の応援演説を行い、知人の会社役員(61)(公選法違反容疑で逮捕)から報酬5万円を受け取った疑い。報道によると、3人とも容疑を認めているという。
加藤容疑者は7月26日、同じ候補者の応援演説を別の日に豊島区で行い、報酬5万円を受け取った容疑で逮捕されていた。幸福実現党は、
「このような事案での再逮捕・長期勾留は人権侵害であり、民主主義の危機を感じる」
とのコメントを出した。