宮地容疑者、不可解な「怒りスイッチ」 松山千春がらみか?リスナーに憶測広まる

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   東海ラジオの人気番組「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」の生放送中に起きた「傷害事件」はあまりに不可解だ。逮捕されたパーソナリティーの宮地佑紀生容疑者(67)は、共演していた被害女性の番組進行に不満をもったため、暴行を加えたとみられている。

   ただ、実際のやり取りを聞くかぎり、それほど激高する問題があったとは思えない。真相は未だ明らかになっていないが、1つの可能性として更年期障害などの影響を指摘する声も上がっている。

  • 宮地容疑者は地元で知らない人はいないほどの人気者だった(画像は2005年の著書「宮地佑紀生の天国と地獄―名古屋で30年間しゃべり続けた男が初めて明かす」)
    宮地容疑者は地元で知らない人はいないほどの人気者だった(画像は2005年の著書「宮地佑紀生の天国と地獄―名古屋で30年間しゃべり続けた男が初めて明かす」)
  • 宮地容疑者は地元で知らない人はいないほどの人気者だった(画像は2005年の著書「宮地佑紀生の天国と地獄―名古屋で30年間しゃべり続けた男が初めて明かす」)

「年下の兄貴」として慕っていた

   逮捕容疑は2016年6月27日14時55分ごろ、「聞いてみや~ち」生放送中に共演する神野三枝さん(50)の左ひざを数回蹴った上、マイクで唇を殴り、全治約10日間のけがを負わせた、というもの。30日、傷害の疑いで愛知県警に逮捕された。

   複数の報道によると、神野さんは「日頃から威圧的な態度をとられることがあったが、暴力をうけたのは初めてだった」と話しているという。宮地容疑者も「間違いありません」と容疑を認めているそうだ。

   暴力行為があったとみられるのは、神野さんが、番組プレゼントに当選したリスナーから届いたお礼のハガキを読み上げた後のこと。「痛い痛い。え?何?え?何ですか?」。神野さんは蹴られたのか、突然痛みを訴えた。

   その後も戸惑いながら番組を進行したのだが、今度は「ドコドコッ」とマイクが何かに強く当たる音とともに、神野さんの「いてっ!」という声。直後、「なんです!?なんです...?ごめんなさい」という弱々しい声が聞こえた。

   問題場面の放送を聞くかぎりは、当選リスナーがラジオ局にお土産(お菓子)を持ってきたことを神野さんが話したことについて怒り、手を出してしまった――とも受け取れる。

   一方、リスナーの間では、今回のプレゼントが歌手の松山千春さん(60)から提供されたものであることが関係している、との見方が出ている。松山さんと宮地容疑者は親交が深く、宮地容疑者が松山さんを「年下の兄貴」として慕っている。そのため、神野さんの話の中で松山さんのプレゼントがおざなりに扱われたと感じて腹を立てた――というのが一部リスナーらの見立てだ。

   真相は本人が明らかにしない以上は分からないが、神野さんが生放送中に暴力をふるわれるほどの失言をしたとは到底考えられない。

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