元宮内庁長官・藤森昭一氏が死去 昭和天皇の崩御発表、皇太子結婚を取り仕切る

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   宮内庁長官や日本赤十字社社長を歴任した藤森昭一氏が2016年6月25日、敗血症のため東京都内の病院で死去した。89歳だった。葬儀は7月1日10時半から東京都中央区築地の築地本願寺第二伝道会館で行われる。喪主は次女の栗林香(くりばやし・かおり)さん。

   長野県出身。東大法学部を卒業後、1950年に旧厚生省に入省し、環境事務次官、内閣官房副長官を経て、88年に宮内庁次長となった。89年1月7日に昭和天皇の崩御を発表、同年2月に昭和天皇の大喪の礼、90年に天皇陛下の即位の礼、93年に皇太子さまの結婚を取り仕切るなど、昭和から平成にかけてのさまざまな皇室行事に携わった。

   96年に宮内庁長官を退き、2005年まで日本赤十字社社長を務めた。99年に勲一等旭日大綬章を受章している。

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