東京都府中市の郷土の森博物館で、若い女性らが無許可でヌードを撮影し、インスタグラムなどに写真を投稿していたことが分かった。問い合わせが相次いでおり、博物館側も困惑している。
写真には、「5年2組」の札も見える廊下でスカートをまくって裸のお尻を見せたり、教室の窓際でほぼ全裸のヘアヌード姿があったりした。
5万人近いフォロワーが
これらは、あるインスタグラムやタンブラーに2016年6月初めに投稿された。写真に写った状況から、郷土の森博物館内で復元された「旧府中尋常高等小学校」の校舎内で撮影されたとみられている。
投稿者は、以前からこの博物館で撮影しており、少なくとも15年1月19日にも、ワンピースの服を着て教室の机の上に仰向けになり、足を上げてみせる画像があった。これについて、「課外授業」と映画のタイトルのような紹介をし、履いているハイヒールについて「上履きです」と注釈を入れている。
投稿者のインスタグラムには、5万人近いフォロワーがおり、このときは「美脚~!!」「課外授業受けたいっす」などと次々に書き込まれていた。その後、10月19日には、教室の床にあおむけになり、股間にビデオカメラを入れた画像もあった。このときも、投稿者は、「府中市郷土の森博物館という所です( ´ ▽ ` )ノ」とわざわざ明かしている。
大量にある投稿画像は、ヌードばかりではなく、普段の生活をグラビアやアートのように撮ったものも多い。しかし、最近は、フォロワーらの目を気にしてか、週刊誌のヘアヌード写真のようなものが増えている。
投稿の中では、「別に芸術とかアートとか言う気はないけど、常に女性の持つ美しさを写したいと思って撮ってます。まあ思ってるだけですけどね。笑」「よく寝転んで撮るけど、単に寝転んだ方が楽だからです。笑」などと説明していた。