石川県の小学2年男児(7)が2016年5月23日に金沢市内の山道で置き去りにされ、一時行方不明になっていたことが分かった。
5月28日に北海道で起きた男児置き去り「事件」と経緯が良く似ていることから、ネットでは「最近流行っているのか?」「実は統計とるとすごい数字が出てくるんじゃ」という声が寄せられている。
「実は統計とるとすごい数字が出てくるんじゃ...」
新聞各紙などによると、23日午後6時15分ごろ母親が男児を車に乗せ金沢市額谷町の山に行き、山道で置き去りにしたという。母親は数分後に男児を降ろした場所に戻ったが見当たらず、警察に連絡した。警察や消防が付近を捜索し、約3時間後に降ろした地点から数百メートルほど離れた山林で発見した。男児にけがはなかった。母親は置き去りにした理由を「宿題をしなかったので、しつけのため車から降ろした」などと話しているという。警察は男児の両親に口頭で厳重注意し、心理的虐待を加えた疑いがあるとして児童相談所に通告した。
J-CASTが「置き去り」の詳細について石川県警に問い合わせると、
「今回の報道については正式に発表したものではないので、お答えできない」
とのことだった。
金沢の一件は、北海道で起きた男児置き去り事件と経緯が似ており、男児が7歳であったという点も同じだ。こうしたこともあってネットでは、
「最近山に置き去りが流行りか?」
「やっぱ各地でこんなのが日常化してるんだな」
「社会現象」
といった反応が相次いだ。
石川県警が今回の一件を児童相談所に通告したことを北海道のケースと比べ、
「3時間で保護されれば虐待 6日後に保護されれば美談」
「こっちの事件では虐待として通告された。ならば、北海道の方もそうあってしかるべき」
「北海道はスルーなの?ちゃんと処分してほしい」
という声も見られる。
またツイッターでは北海道の事件以降「自分も置き去りにされた経験がある」という報告が相次いでおり、今回の金沢の報道を受けて、
「実は統計とるとすごい数字が出てくるんじゃ...」
「今までから割とこういう置き去りする親は多かったのかもしれんね 北海道の事件で大事になって表面化しただけで」
という指摘もあがっている。