有力候補は橋下徹、松岡修造に山本太郎? 「ポスト舛添」めぐる出馬予想が本格化

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   政治資金の用途をめぐってさまざまな「公私混同」が報じられる東京都の舛添要一知事。辞任に追い込まれるのは必至、との見方も出て、「ポスト舛添」を予想する声が飛び交い始めた。

   「候補」として名前が挙がったのは、山本太郎・参院議員や橋下徹・前大阪市長、タレントの松岡修造さんといった個性豊かな面々。タレントから大物政治家までがズラッと顔をそろえた。

  • いよいよ東京「進出」?(2015年5月撮影)
    いよいよ東京「進出」?(2015年5月撮影)
  • いよいよ東京「進出」?(2015年5月撮影)

元妻、片山さつき氏の都知事選出馬もある??

   「愛人に渡す子供の養育費を値切った」「部下に命じてマクドナルドのクーポンを自宅まで取りに行かせた」――。数々の「ドケチ」エピソードが明るみになる中、舛添氏への批判はますます強まっている。2016年5月20日の定例記者会見で「全力を挙げていい仕事をしたい。都民のために尽くしたい」と東京都への思いを熱弁したものの、ネット上を中心に辞任を求める声は止まない。

   そんな声を受けてか、今マスコミを賑わしているのは「ポスト舛添」の予想合戦だ。5月16日発売の「週刊ポスト」(5月27日号)は、橋下氏に白羽の矢が立った、と報じた。「官邸周辺」は、橋下氏なら大阪府知事と大阪市長を経験して首長経験も豊富だ、と期待しているのだという。また、30日発売の同誌(6月10日号)は「自民党東京都連役員」の声として、石原伸晃・経済再生担当相や小池百合子・元防衛相、舛添氏の元妻で参院議員の片山さつき氏らの名前を出した。

   5月6日放送のバラエティー番組「バイキング」(フジテレビ系)は番組出演者や視聴者を対象に「都知事になって欲しい有名人は?」アンケートとネット投票を実施。その結果、東国原英夫・元宮崎県知事がトップで選出された。東国原氏は番組内で「まだそういう気になれないです」と「含み」を持たせつつも、次期都知事選への出馬を否定していた。

ホリエモン「山本太郎は議員辞めたら都知事選に出馬する」

   「候補」となっているのは、首長経験者や閣僚経験者だけではない。実業家の堀江貴文さんは16年6月5日、情報番組「サンデージャポン」(TBS系)に出演し、「じゃあ、舛添の次に誰がやるんだって話。山本太郎がなるのとか。山本太郎は(13年参院選の)東京選挙区でけっこう票を取ってやっているんだから。彼、(参院議員を)辞めたら、出ますよ」と山本太郎・参院議員の出馬を予言した。とはいえ、「出るのはいいんだけれど、(投票するのは)いやだな俺」と付け加えるのも忘れなかった。

   極めつけは6月1日付けの日刊ゲンダイ電子版だ。「あの暑苦しさが東京を救う」という見出しで、政治家経験なしの松岡修造さんを後任候補に推す勢力があると報じた。政治評論家の有馬晴海氏も記事中で「松岡さんのような有名人は中央都市のような政治への関心度の低いエリアでの投票行動につながりやすいので、立候補すれば当確でしょう」と「太鼓判」を押している。

   予想合戦を見る限り、次の都知事選は「大物」が勢ぞろいしそうだ。ちなみに、5月21日付けデイリースポーツ電子版によると、仮に舛添氏が辞職に追い込まれた場合、それに伴う都知事選の費用は約46億円だという。

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