プロ野球の選手が公式戦の勝敗に応じて現金をやり取りしていた「声出し」と呼ばれる問題で、福岡ソフトバンクホークスでも同様の金銭授受が行われていたと、2016年3月17日までに複数メディアが報じた。
報道によると、ソフトバンクの三笠杉彦・球団統括本部副本部長が西武プリンスドームでの試合後に明らかにした。チームが勝った場合のみ、試合前の円陣で「声出し」を担当した選手に祝儀として野手陣が1000円ずつ渡していたという。数年前から2015年まで、連勝がかかるなど特定の試合が対象になっていた。
声出し問題の発覚は、巨人、阪神、西武に続いて4球団目。セ・リーグは17日に、パ・リーグは18日にそれぞれ緊急理事会を開くという。