幻の深海魚として知られる「リュウグウノツカイ」が2016年2月8日朝、新潟県佐渡沖の定置網に生きた状態でかかった。
リュウグウノツカイは薄く細長い銀白色の体と、鮮やかな紅色の背びれや腹びれが特徴。生態についてはほとんど分かっておらず、生きたまま捕獲されるのは非常に珍しい。
発見された個体は体長3.3メートル、体重14.5キロで、水揚げ後に死亡した。8日午後には新潟市の水族館「マリンピア日本海」が引き取り、9日から標本展示を開始。水族館の公式サイトでは「鮮度の状態をみながら2~3日だけの公開となる予定」と案内している。