元フジテレビアナウンサー・長谷川豊さん(40)が、タレント・ベッキーさん(31)と人気4人組バンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(えのん)さん(27)の「不倫交際」について書いたブログを、複数箇所「改変」した。
騒動の発端となったLINE上のやりとりは「ねつ造」、ベッキーさん直筆で報道への「メッセージ」がある、といった重要な指摘はすべて削除され、「お粗末な話」「これじゃ、ただの狼少年になる」と批判が相次いでいる。
2つの記事であわせて10か所の削除、修正点
長谷川さんは2016年2月2日、ベッキーさんが謝罪会見前に川谷さんへ送ったとされる「友達で押し通す予定」というLINEトークについて、「存在しない。この1文はねつ造のはずです」とブログで断言。加えて、ベッキーさんサイドが「今晩か明日・・・明日かなぁ...直筆か何かで『対応』がある」と予告した。
こうした指摘はすぐさまネットで話題となり、スポーツ各紙も「ベッキー騒動に新展開か」との見出しで大きく報じた。
しかし、4日、一転して「ベッキーさん本人の直筆メッセージ」は無くなったと明かし、「読者のみなさん...本当に申し訳ありません」と謝罪。「ちょっと信じられない展開ですし、色々と言いたいこともあります。情けないやら呆れるやら...様々な感情も交錯しています」と胸の内を綴った。
最後に、読者から「言葉が強すぎる」「直した方がいい」との指摘を受けたため「少しだけ」ブログを加筆、修正したと報告している。なお、その加筆、修正部分は詳しく示されていない。
4日のブログ公開後、ネット上では長谷川さんの明かしていなかった加筆、修正点の照合が進んだ。その結果、2日のブログでは「(ベッキーさんサイドが)直筆か何かで『対応』がある」、(「友達で押し通す予定」のLINEトークは)存在しない。この1文はねつ造のはずです」の2か所を含む計3か所が削除。
同じく騒動について記した1日公開のブログも、計7か所修正されていることが分かった。
「お粗末な話」「本当に迷惑」
1日のブログを見ると、「(川谷さんの妻が)クローンiPhoneを制作して(川谷さんの)ラインの画面を抽出しているのです」「あのラインの画面の流出元が彼女(=川谷さんの妻)以外いないことくらい、みなさんだって分かってるはず」「あのラインの画面を文春さんに持ち込んだのは当然、(川谷さんの)奥さんです」といった部分が、「クローンiPhoneを制作してラインの画面を抽出していると捉えざるを得ない状況があまりにも多すぎる」「あのラインの画面を文春さんに持ち込んだのは当然、奥さんだと推定されます。少なくとも私はそう断言したい思いです」とやや抑えた表現に直された。
また、川谷さんの妻に対する批判も「この奥さん、ここからの行動があまりにもひど過ぎる」から「この奥さん、ここからの行動があまりにもひど過ぎるのでは?と私は考えています」に修正され、トーンダウンした。
加筆、修正点は1日、2日のブログで合わせて10か所にもおよび、主張の核となっていた部分も複数削除された。その論旨はすでに破たんしていると言って良い。
そんな長谷川さんの対応に、ネットでも
「お粗末な話」
「これじゃ、ただの狼少年になる」
「逆張りしたいだけおじさんは本当に迷惑」
と批判が集まっている。