ジャパネット、高田明氏「テレビ終了」の影響度 「経営は大丈夫なのか」の声相次ぐ

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   通信販売大手の「ジャパネットたかた」(長崎県佐世保市)の創業者で前社長の高田明氏(67)が2016年1月15日の放送でテレビショッピングの出演を終えることになった。

   高田氏は2015年1月に長男の旭人氏に社長を譲った当時から、その後の1年間に限ってテレビ出演する予定だったという。2016年はジャパネットたかた創業30周年の節目にもあたり、引退を決めた。

  • 高田社長引退後の動向やいかに(画像はジャパネットたかたの公式フェイスブック)
    高田社長引退後の動向やいかに(画像はジャパネットたかたの公式フェイスブック)
  • 高田社長引退後の動向やいかに(画像はジャパネットたかたの公式フェイスブック)

1月15日放送の出演最後の商品にも注目

   社長退任を機に経営からは身をひいており、テレビ出演がなくなることで、会社関係で露出することはほぼなくなりそうだ。

   甲高い声に象徴されるハイテンションと独特の語り口での商品説明が注目された高田氏。1986年1月16日に前身のカメラ店「たかた」を設立すると、1990年から地元放送局でラジオ通販を始め、1994年にはテレビショッピングに進出。ジャパネットたかたを年間売上高が約1538億円(2014年12月期)の会社へと成長させた。

   最後のテレビ出演がどういう形になるかは未定だが、高田氏は現在、佐世保市にある撮影スタジオにこもり、東京のスタッフを集めて番組作りのノウハウや商品説明のコツなどを伝えている。『極意』の伝授は引退する日まで続くという。

   高田氏のテレビ出演引退というニュースを受け、ネット上では「長い間お疲れさまでした」「寂しくなる」「(高田氏が)一番うまい。誰も代われないだろうな」「最後の商品は何になるんだろう。見たい」「まだ続けてほしい」など引退を惜しむ声が圧倒的だ。

   同時に、「この会社、高田前社長でもっていたのでは」「やめたら会社は大丈夫なのか」「引退と同時に業績悪化ということもあり得る」といった会社の行く末を不安視するコメントも並ぶ。

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