タレントのベッキーさん(31)と人気4人組バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル、川谷絵音(えのん)さん(27)の「不倫交際」を裏付けたのは、またも無料通話アプリ「LINE」に残されたトーク(メッセージ)だった。
機能上、第三者がのぞけないトーク内容。しかし、これまで数多くのスキャンダル報道を生んできた。
不倫疑惑の「決定的な証拠」
今回、「決定的な証拠」とされたのはLINEでのやり取りだ。一報を伝えた2016年1月7日発売の「週刊文春」によると、本名の「レベッカ・英里・レイボーン」をもじったと思われるユーザー名「Eriyan」ことベッキーさんが、川谷さんにこう語りかける。
「素敵なイブとクリスマスをありがとう。(ディズニー)シーに連れて行ってくれたり 色々ごちそうしてくれたり オシャレなプレゼントくれたり 幸せだった。一緒に居られるだけで、ただただ幸せだった」
これに川谷さんは「幸せだった」と返している。2人は「エリちゃん」「けんちゃん」(編注:川谷さんの本名が健太)と呼び合い、行間から親密さを漂わせている。
川谷さんには、インディーズ時代からバンドを支えてきた妻がいた。2人が急接近する一方、妻との仲は冷え込んでいったようで「大切にしたい人がいるって(妻に)言った」と離婚話を切り出した様子まで明かしている。
そして離婚を「卒論」に例えながら、ベッキーさんに「ちゃんと卒論書くから待ってて欲しいな」と告白。ベッキーさんも「卒論提出できたら、けんちゃんにいっぱいワガママ聞いてもらおっとー!」と「待つ」旨を伝えている。
川谷とかなり近しい人物の可能性
このように2人の関係を詳しく明かしたLINEトークだが、どのような経緯で他人の手に渡ったのか。
誌面に掲載されたトーク画面のスクリーンショットを見ると、いずれも「Eriyan」のユーザー名しか表示されていない。自分のトーク画面には自分のユーザー名が表示されないため、情報は「川谷さん側」から提供されたものと見られる。
また、相手のアイコンが四角かつ相手のユーザー名も表示されていることから、川谷さんが最新版でないアップデート前のアプリを使っていた可能性も考えられる(編注:現在アイコンは丸く、1対1のトークであれば相手のユーザー名は表示されない)。
いずれにせよ、情報提供者は川谷さんとかなり近しい関係の人物だと推察できる。ただ、どうやってトーク内容を閲覧できたのか。仮に閲覧できたとしても、どうやってスクリーンショットを他の端末に送信できたのか。そうした謎は消えない。ちなみに、誌面では「(情報提供者は)川谷の将来を憂うある音楽関係者」とされている。
複数ユーザーが参加する「グループチャット」という機能を除けば、原則1対1のコミュニケーションとなるLINE。しかし、これを「証拠」とするスキャンダル報道は増え続けている。
14年には写真週刊誌「FRIDAY」が、元女子プロレスラーでタレントのジャガー横田さんの夫で医師の木下博勝さんの浮気疑惑を、15年には「文春」が武藤貴也衆院議員の資金トラブル、未成年男性の「買春」を報じた。