「18782(嫌なやつ)+18782=37564(皆殺し)」
小学校の算数の授業で、不適切な語呂合わせの話をしたとして、教育委員会は教師を厳重注意するとし、学校は保護者に説明会を開くこととなった。
確かに授業にふさわしくない内容だが、保護者から寄せられた抗議はたった1件。大げさな対応に、ネットでは「このくらいはいいでしょ」「大騒ぎするほどのことか?」と疑問の声が多い。
教師「興味を持ってもらうために...」
神奈川県藤沢市教育委員会によると問題があったのは、2015年10月30日、市立滝の沢小学校の4年生の算数の授業だ。担任の女性教師(40)が電卓の使い方を説明する際に、
「18782(嫌なやつ)+18782=37564(皆殺し)」
とした語呂合わせを、黒板に書くなどして生徒に教えた。
教師は「興味を持ってもらうためにやった」と反省しているようだが、市教委は「不適切な授業だった」として、事実確認をした上で、厳重注意を行う予定だ。小学校も11月20日夕方から保護者への説明会を開く。
授業で話す内容としてふさわしいとは思えないが、神奈川県教委によると発覚のきっかけとなった保護者からの指摘はたった1件しかなかったという。それが市教委に伝えられ、今回の騒ぎにつながったのだ。