2015年のRJCカーオブザイヤーは、スズキの軽自動車「アルト」が選出された。特定非営利法人 自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)が11月10日、栃木県のツインリンクもてぎで、第25回(2016年次)RJCカーオブザイヤーの最終選考を行い、決定した。
スズキの受賞は14年の軽スポーツ用多目的車(SUV)の「ハスラー」に続き、2年連続、6回目。「アルト」は、燃費がガソリン車として最高の燃料1リットルあたり37キロメートルを達成。車体の軽量化で実現した燃費性能の高さや優れた運転性能が認められた。また、シリーズにはスポーツモデル「ターボRS」や丸みを帯びたデザインの「アルト ラパン」もあって、選択肢の豊富さも評価された。
なお、カーオブザイヤー・インポートにはBMW「MINI クラブマン」が、テクノロジーオブザイヤーにはトヨタ「フューエル セル システム(TFCS)」が選ばれた。