HKT48の指原莉乃さん(22)が飼いネコの名前をヒミツにしてきた理由を明かしたところ、大きな反響を呼んでいる。
指原さんは最近、念願だったネコを購入。以来、ツイッターでも愛くるしい写真をたびたび公開しているのだが、名前については仮名しか伝えてこなかった。
仮名は「マンチ・カン太郎」
現在飼っているネコとは、番組企画で出会った。2015年9月に放送された「HKT48のおでかけ!」(TBS系)で、指原さんはペットショップを訪問。そこで一匹のネコに心を奪われ、自腹での購入を決めたのだ。
しかし、気になる名前についてはこれまで一度も公表していない。握手会があった9月26日には「今日来てくれた人には猫の名前を教えよう!」とツイートしたが、実際にファン達が聞いた名前は「ハリーポッター」「タオル」「さんかく」「はちみつ」「ネコ」...と、てんでバラバラだった。
指原さんはこれを指摘されると「ばれたか」とあっさり白状。「猫の名前、すごい普通だからわざわざ言わない」として、かわりに「マンチ・カン太郎」という仮名をアナウンスした。飼いネコが「マンチカン」という種類であることにちなんだネーミングだ。
10月9日には正式名称が決まったと報告したが、やはり名前は明かさず。このままではヘンテコな仮名が浸透してしまう...と心配したファンが本名の公開をすすめたが、指原さんは「ファンの人にはかんたろうって呼んでほしいの!」と、あくまで仮名で呼んでもらうことにこだわった。この時も理由については「ほんとなんとなく!」と濁していた。
しかし実際は、ある小さな女の子との「約束」のためだったのだ。相次ぐ質問を受け、指原さんは26日、ツイッターでついに本当の理由を告白した。
「実は、前に握手会によく来てくれる小さい女の子一人だけに猫の名前を教えたの。お母さんにも秘密だよーって言ったんだけど、きっとお母さんには言うだろうなって思ってて。でも後日また来てくれた時にお母さんにお話を聞いたら、本当に秘密にしてくれてて。。」
少女の母親も「莉乃ちゃん大好きです、ありがと」
指原さんは約束をけなげに守る少女の純粋さに心打たれたのだろう。
ただ、2人だけの秘密だから永遠に公表しない、というわけではない。実は少女に伝えた名前はネコを飼う前に決めたもので、指原さんはその後、別の名前に変えてしまったのだという。そのため、本名の公表は少女に伝えた後にしたいのだそうだ。公表された名前が教えられた名前と違ったら、少女はショックを受けてしまうかもしれないなどと考えたのだろう。
指原さんがツイッターで「お母さん、ツイッター見てたら教えてあげてくださいー」と少女の母親に呼びかけたところ、母親から「ありがとう、さっしー 娘に伝えるね」「年内には会いに行きます」との反応があった。
そこで指原さんは「年内来てくれるみたいだからその子に伝えられたら、みんなに名前伝える」として、今度はファンらと新たな約束を結んだ。
ネコの名前をめぐる心温まるエピソードに、ファンらからは
「えぇ話や...」
「素敵すぎる」
「何この感動エピソード」
「全米が泣いた...」
「この名前の裏側に、そんなやさっしーエピソードがあったとは。。。」
といった声が続々と寄せられている。28日には母親も「娘のこれからの成長に今回のさっしーの思いやりの気持ちが届くといいな いつもまっすぐで自分に嘘がつけない莉乃ちゃん大好きです、ありがと」と感謝の言葉を贈っている。
指原さんといえば10月上旬にもファンに対する温かな対応が話題になったばかりだ。握手会でパニック状態になったファンが意味不明の言葉を絶叫していたとして、ツイッターに心配の声が寄せられると、「何もなく握手終わりましたよ」「指原に会うことにすごく緊張してくれてただけなんです」などと返答。騒動を起こしたファンの心情を思いやった。