プロボクシングの元世界3階級制覇王者、亀田興毅選手(28)が現役引退を表明した。
公式ブログにはファンらからのねぎらいのコメントが続々と寄せられている。中には引退後の活動について触れるコメントも少なくない。
8月には「まだまだ現役出来そう」とつづっていたが...
米シカゴで行われた世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチを前に、亀田選手は2015年10月17日6時すぎ、「決戦当日!」と題したエントリーを公開。「いよいよ今日は試合当日!コンディションは完璧 後はリングの上で全てがわかる!」と気合十分につづっていた。
日本初の4階級制覇を狙った王者の河野公平選手(34)との一戦だったが、結果は0-3での判定負け。複数報道によると、亀田選手は試合後に報道陣の取材に応じ、「この試合で最後と決めていた。きれいさっぱりやめます」などと語ったという。
亀田選手は今年8月、河野選手との試合について「負けたら引退」と報じられたことに対し、ブログで「って負けへんし、デビューの時から負けたら引退と思って戦ってきた」と反論していた。さらに水素療法を受けていることに触れ、「もうすぐ29歳になるのに、衰えどころか全ての数値が伸びてる」「まだまだ現役出来そう」と万全の調子であることをアピールしていた。
だが今回の試合後、亀田選手は8月に報じられたとおりの決断を下したという。17日のブログには、ファンらから「長い間お疲れ様でした」「たくさんの感動ありがとうございます!!」「ゆっくり休んでくださいね!」といったコメントが相次ぎ寄せられている。