独フォルクスワーゲン社(VW)による排ガス試験の不正をめぐり、不正に利用されたソフトウェアが違法だとする指摘が外部から07年に寄せられていたにもかかわらず、VWはそれを無視していた。ビルト紙日曜版が2015年9月27日報じた。同紙によると、問題のソフトウェアは自動車部品メーカーのボッシュが開発。ボッシュはソフトウェアはあくまでも試験用であり、道路上での使用は違法だとVWに警告していたという。
これに加えて、フランクフルター・アルゲマイネ紙によると、2011年には同様の指摘がVW社内からも出ていた。