食料自給率、5年連続39% 2014年度 コメ需要減り・・・

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   コメの需要減少が食料自給率の回復を妨げている。農林水産省が2015年8月7日に発表した、2014年度のカロリーベースの食料自給率が5年連続で39%になった。天候に恵まれ小麦や大豆の生産量が増えた半面、コメの需要が減少したことなどから自給率は上がらなかった。

   コメの消費量は、1人あたり1年間で55.2キログラムと14年度(56.9キログラム)より1.7キログラム、率にして約3%減少していた。過去最低で、全体を0.2ポイント押し下げた。

   農水省は、「主食用米などの需要量が減少傾向で推移していることに加えて、14年度の消費税引き上げ前の駆け込み需要の反動などによって需要量が減少した」としている。

   一方、小麦や大豆については、小麦が国内生産量(カロリーベース)で前年度比5%の増、大豆が15.9%増になった。「天候に恵まれて、単収が平年よりも高くなるとともに、作付面積も増加したことから、国内生産量が増えた」としている。

   なお、政府は15年3月に10年後の食料自給率の目標を、従来の50%から45%に引き下げたが、その目標値を大きく下回っている。

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