米国人トヨタ元常務、起訴猶予で釈放される 悪質性は低いなどと判断

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   麻薬取締法違反の疑いが持たれていたアメリカ人のジュリー・ハンプ元トヨタ自動車常務(55)が2015年7月8日、起訴猶予とされ、釈放されたことが分かった。新聞各紙が東京地検の発表と報じた。

   実際に膝などの痛み止めとして使っていたらしいことや、辞任して社会的制裁を受けていることを配慮したとみられている。ハンプ元常務は前月11日、アメリカから麻薬成分のオキシコドンを含む錠剤57錠を密輸したとして、18日に警視庁に逮捕されていた。

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