「顔面崩壊」女子レスラーを表紙でバーン! そんな雑誌めぐりネットで激しい場外乱闘

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   女子プロレス団体スターダムの大会で繰り広げられた凄惨な「ケンカマッチ」が波紋を広げる中、2015年2月25日に首都圏などで発売されたプロレス雑誌「週刊プロレス」(週プロ)の表紙がファンの間で物議を醸している。

   表紙に写っているのは、世IV虎(よしこ)選手から執ように殴られ、「顔面崩壊」と話題になった、安川悪斗(あくと)選手の痛ましい姿だ。

「選手への愛を感じません」「全く理解が出来ない」

棚橋選手もツイッターで問題視(画像はツイートのスクリーンショット)
棚橋選手もツイッターで問題視(画像はツイートのスクリーンショット)

   22日に行われた東京・後楽園ホール大会で、王者・世IV虎選手に挑んだ悪斗選手は顔面を執ように殴られ、ついには戦闘不能状態に。見かねたレフェリーがセコンドにタオル投入を促し、TKO決着となった。悪斗選手は鼻から大量に出血していたほか、顔が変形するほど右目付近を腫らしており、病院に緊急搬送された。

   そうした中、試合時の悪斗選手の写真を表紙にした週プロ最新号が発売された。写真は鼻血の応急処置をしたインターバル時のワンカットとみられ、この時点では目立った顔の変形は見受けられない。それでも鼻や口元が血で赤く染まり、涙目でレフリーの方を見上げる姿は、異様な雰囲気を伝えるには十分なものだ。

   写真の上には、巻頭特集のタイトル「スターダムの悲劇」が大きく印字されている。特集記事は佐藤正行編集長が執筆。「リングは私怨をぶつける場ではない」とし、異常事態が起きた背景やスターダムの文化を解説しながら、世IV虎選手の反省点やスターダムの今後の行く末について言及した。

   ところが発売に先がけて表紙が公開されると、プロレスファンからは批判的な声が相次いだ。公式フェイスブックにも

「傷ついた選手を晒し者にするのが週プロのやり方か?」「必死に世Ⅳ虎に食らいつく悪斗の写真ならわかりますが この写真セレクトは全く理解が出来ない」「インパクト狙いで、選手への愛を感じません」

などと厳しい意見が寄せられている。

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