部品メーカーの島野製作所(東京・台東)が2014年9月、米アップルを独占禁止法違反と特許権侵害で訴えることを明らかにしたが、12月16日付の朝日新聞朝刊によると、前日の15日に東京地裁で独禁法違反に関する第1回口頭弁論が行われたという。
記事によるとアップルの代理人弁護士は、「不当に高い価格を請求し、優越的な地位を乱用したのは原告(島野)のほうだ」と全面的に争う姿勢を見せたという。特許権侵害についても、2005年から部品を共同開発していたが11年以降になって島野が勝手に特許を取得したとの反論を伝えている。