欧州とアジア、中東を結ぶ、東西文化の分岐点として知られる「トルコ」が、いま注目されている。親日国としても知られ、実際に多くの日本企業がインフラ整備などの事業を請け負っている、成長著しい新興国でもある。
そんなトルコに、外国為替証拠金取引(FX)業者も熱い視線を送っている。
「若さ」あふれる伸び盛りの国「トルコ」
トルコは、人口7667万人の半分以上が29歳以下と若く、豊富な労働力を有しているのが特長のひとつ。過去10~20年は平均4~5%の実質経済成長率を達成。堅実な財政運営で公的債務比率も低い。主な産業は軽工業と農業だが、石炭などの鉱物資源にも恵まれている。
国際通貨基金(IMF)は、トルコの2014年経済成長率(見通し)を3.03%と予測している。新興国では、中国が7.4%、インドが5.6%、オーストラリアが2.8%と予想されているので、トルコはこれら国々に肩を並べる、世界的にも伸び盛りの国なのだ。
そんなトルコに興味を抱いているのは、なにも大手商社やゼネコン、鉄道などのインフラ企業ばかりではない。じつはFX業者もトルコに大きな期待を寄せている。
現在のトルコの政策金利は8.25%と、オーストラリアやニュージーランド、南アフリカよりも高い。政策金利が高いということは、インフレ率が高いことでもある。これを解消していくのがトルコにとっての大きな課題だが、逆に言えば現在の経済情勢が続く間は、しばらくは高金利政策も続くことになると予想されている。
加えて、トルコ経済は、旺盛な国内の資金需要を満たすため、海外からの資金流入に大きく依存している。そのために先進国の金融政策の変化など、グローバルな資金フローに大きく影響される傾向があり、通貨「トルコリラ」は値動きが大きい。
しかも「トルコリラ/円」が史上最安値を付けたのは2011年7月の40円28銭。現在はそれ以来の最安値圏で推移しており、こうした背景も、FX業者がトルコリラを「投資のしがいがある水準」にある通貨として注目しているわけだ。
毎日もらえる「スワップ金利の収益」狙いで、長期的な運用を
FX業界大手のマネースクウェア・ジャパンも、そんなトルコリラに注目し、新通貨ペアとして取り扱いを開始した。
マネースクウェア・ジャパン チーフストラテジストの貴堂素明氏によると、「トルコリラは少ない資金でチャレンジできるうえ、2つのチャンスがある、投資初心者にも手の出しやすい通貨」なのだという。
1トルコリラは10月21日時点で47円60銭と、ドルやユーロに比べて価格帯が大幅に安い。そのため、FXで為替取引をするにあたり必要になる「証拠金」が、同じ通貨量を取引するのであれば、ドルやユーロの半額程度で済む。
一つ目のチャンスは、金利が高い通貨であるため、トルコリラ/円買いであればスワップで高い利益が得られる可能性があること。
スワップとは、2つの通貨の金利差のこと。たとえば、日本の政策金利を年0.1%とすると、1年間の保有で0.1%の利子が付く。一方、トルコの政策金利を8.25%と仮定すると、日本とトルコの金利差(スワップ)は8.15%にもなる。マネースクウェア・ジャパンは業界でも最高水準のスワップの高さであり(1万トルコリラあたり100円/1日)、仮にトルコリラ/円を48円で、1万トルコリラ買ったとすると、1年後のスワップ収益は単純計算で3万6,500円にものぼる。
※手数料は含まれていません。
※スワップは10/21時点のものを参考にしています。
※スワップは日々変動します。
前出の貴堂氏は「当社の場合、スワップで得た利益だけを引き出すことができるので(*)、毎月のおこづかい感覚ではじめられる方もいらっしゃいます。もちろん値下がりリスクはあるので、運用をはじめる前に、しっかりとリスクを計算しておくことが重要です。」という。短期売買を繰り返すイメージのあるFXだが、「スワップポイント」に注目し、リスク管理をしっかりすれば、長期的に運用することもできるわけだ。
※お取引状況によりご出金いただけない場合もございます
二つ目は、FX投資の醍醐味である為替差益で得る利益についても、トルコリラは価格変動の幅が大きいためチャンスが沢山あること。ただ、常に相場にはりついてトレードを繰り返すのは、投資初心者には簡単なことではない。しかし、その点についてもマネースクウェア・ジャパンが特許をもつ「トラリピ」という発注管理機能を利用すれば、スムーズに運用をはじめられそうだ。
「トラリピ」は「○○円で買って、××円で売る」といった注文を一度設定すれば自動で何度も続けてくれる。忙しいサラリーマンの方や主婦でも、FXに時間を縛られることなく続けられるのだ。
初めてのFXを、トルコリラでゆったりと始めるのもいいかもしれない。
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発注管理機能である『トラップトレード®』『リピートイフダン®』『トラップリピートイフダン®』『ダブルリピートイフダン®』は取引の利益を保証するものではありません。投資判断はお客様ご自身でなさっていただきますようお願いいたします。
同一通貨ペアで複数の『ダブルリピートイフダン®』を入れる、またはすでにポジションを持っている通貨ペアで新たに『ダブルリピートイフダン®』を注文すると両建て取引となることがありますのでご注意ください。
■お取引に関しての注意事項取引開始にあたっては契約締結前書面をよくお読みになり、リスク・取引等の内容をご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願いいたします。当社の外国為替証拠金取引は、元本および収益が保証されているものではありません。また、取引総代金に比較して少額の資金でお取引を行うため、多額の利益となることもありますが、通貨価格の変動や金利動向の変化により預託した資金以上の損失が生じる可能性があります。また、外貨事情の急変、外国為替市場の閉鎖等、不可抗力と認められる事由により外国為替取引が不能となる可能性があります。取引手数料は価格上乗せ方式で、新規および決済取引のそれぞれに必要となります。手数料額は1,000通貨単位当たり10~100円(対ドル通貨は0.1~1ドル)で、通貨ペアおよび諸条件により異なります。当社が提示するレートには、買値と売値に差(スプレッド)があります。流動性が低くなる場合や、天変地異、戦争等による相場の急激な変動が生じた場合、スプレッドが広がることがあります。取引に必要な証拠金額は、個人のお客様の場合取引総代金の4%、法人のお客様の場合取引総代金の2%となります。
株式会社マネースクウェア・ジャパン
金融商品取引業 関東財務局長(金商) 第2797号 (加入協会)一般社団法人金融先物取引業協会