自民党の片山さつき参院外交防衛委員長は2014年10月1日、御嶽山の噴火に関連し、誤った情報をもとに民主党を批判するツイートを投稿していた問題について、「事実誤認に基づく発信でありました」と謝罪した。
片山氏は9月28日、長野県の某町村長の話として「22年の民主政権事業仕分けで常時監視の対象から御嶽山ははずれ」などとツイート。また29日には「補正予算で抜本強化しようとしていたのが、22年の事業仕分けでばっさり切られ、予算も当初計画より大幅に減らされてます」と投稿し、民主党を批判していた。
これに対し民主党は「国土交通省(気象庁)予算は2010年度以前から現政権に至るまで御嶽山は常時監視の対象に含まれており、民主党政権下で変更されたことはない」などとして片山氏のツイート内容を事実無根だとして抗議していた。
片山氏は「深くお詫び申し上げます」として、該当ツイートを削除した。