自民党の片山さつき参院外交防衛委員長が噴火した御嶽山について「民主政権の事業仕分けで常時監視の対象から外れた」などとツイートした問題で、2014年10月1日、民主党の榛葉賀津也参院国対委員長が国会内で自民党の吉田博美参院国対委員長に抗議文を手渡した。
共同通信によれば、抗議文を受け取った吉田氏は「片山氏の行為に問題がなかったとは言えない。調査した上で回答したい」とコメント。産経新聞によれば吉田氏は「申し訳なかった」と謝罪し、片山氏を厳重注意とする考えを示したという。
片山氏は9月28日、長野の某町村長の話として「22年の民主政権事業仕分けで常時監視の対象から御嶽山ははずれ、政権奪還後漸く予算共々少し戻せたが、この状態では『予知困難』と気象庁も連絡会も言うだろう」などとツイートしていた。これを受け、民主党は9月30日に記者会見を開き、「全く根拠を欠くとともに、事実誤認に基づくものである」と反論。1日の抗議文提出に至った。