名護市議選、辺野古移設反対派が引き続き過半数占める

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   沖縄県名護市の市議選(定数27)が2014年9月7日投開票された。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古沿岸部への移設に反対する稲嶺進市長を支持する候補者が14議席を獲得し、移設に反対しながらも稲嶺市政には「中立」の立場をとる公明党が2議席を獲得。反市長派は11議席にとどまり、移設反対派が過半数を占めた。

   改選前は市長派15人、反市長派10人、公明2人だった。

   菅義偉官房長官は9月8日午前の会見で、

「地元の皆さんにはさまざまな意見がある。このことについては承知しているが、普天間飛行場の固定化は絶対に避けなければならない。これは政府と沖縄の共通認識」

だとして、

「辺野古移設は淡々と進めていきたい」

と述べた。

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