従軍慰安婦報告書の「修正不要」 元国連報告者が共同通信に

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   旧日本軍の従軍慰安婦を「性奴隷」と位置付けた1996年の国連報告書(クマラスワミ報告)を作成したラディカ・クマラスワミ元特別報告者が2014年9月4日までに共同通信と会見し、報告書の内容について修正不要との考えを示したことが分かった。

   クマラスワミ氏はスリランカの女性法律家。旧日本軍による従軍慰安婦を「性奴隷」と位置付け、日本政府に謝罪や賠償を勧告した報告書をまとめた。報告書では、旧日本軍が朝鮮で若い女性を大量に強制連行したとする故吉田清治氏の証言を引用していた。

   「吉田証言」については朝日新聞が8月に「虚偽」と判断して一部記事を取り消しているが、共同通信によるとクマラスワミ氏は「修正は必要ない」との考えを示した。独自に行った元慰安婦への聞き取り調査などを踏まえ「(慰安婦の)募集は多くの場合、強制的に行われた」と主張したという。

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