「週刊少年ジャンプ」で連載中の大ヒットマンガ「黒子のバスケ」が2014年9月1日発売予定号で終了するのでは、と大騒ぎになっている。「黒子のバスケ」の最終ページとも思われる写真がネットに流出、そこには連載終了のお知らせが書かれている、というのだ。
ネットでは「あんな事件があったし無理もない」などとして連載終了を信じている人もいるが、今週のジャンプ最新号には何の告知も出ていない。本当に連載は終わってしまうのだろうか。
「ご愛読ありがとうございました!!藤巻先生の次回作にご期待ください!!」
「黒子のバスケ」は藤巻忠俊さんの作品で、「週刊少年ジャンプ」(2009年2号)から連載が始まった。単行本はこれまで27巻、累計発行部数は2700万部を超える大ヒットを記録している。少年誌に掲載されているにもかかわらずボーイズラブ好きの「腐女子」と呼ばれる女性に大人気で、全国各地で開催される即売会などのイベントにはこうした女性が殺到することでも有名だ。また、12年10月から脅迫事件が起こり、イベントを中止させる目的で犯人は「喪服の死神」「怪人801面相」を名乗り、薬物を置いたり、脅迫文をイベント会場やメディアに送りつけたりする騒動が続いた。犯人は13年12月15日に東京で脅迫文をポストに入れる際に逮捕された。
「黒子のバスケ」連載が終了するとネットで騒がれだしたのは14年8月27日頃から。その証拠として14年9月1日発売予定号の「黒子のバスケ」最終ページと思われる写真がネットで拡散した。そこにはこんな挨拶があった。
「ご愛読ありがとうございました!!藤巻先生の次回作にご期待ください!!」
また、発売前に人気連載マンガの最新の内容を詳しく紹介するサイトの「ジャンプネタバレあらすじ」ページには「黒子のバスケ 第275話(最終回)」と書かれていて、藤巻さんの巻末コメント、
「全て出し切って終幕、悔いなしです。今まで本当に有難う御座いました。またね!」
も掲載されている。
こうした情報にネットでは、
「腐女子が発狂!!!!」
「まぁあんなに負の騒動続いたらやめたくもなるわな」
「意外だな、連載終わったのか。最近のジャンプ漫画にしては素晴らしい引き際だな。 評価するわ」
などといった感想が出ている。