年の差婚「気持ち悪い」、羊水発言に「同情」… 塩村都議問題ツイートにネットでの批判やまず

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   「セクハラヤジ」問題の渦中にある塩村文夏都議(35)の「過去」が、次々と掘り出されている。

   以前出演していたバラエティー番組「恋のから騒ぎ」(日本テレビ系)内での発言はすでに週刊誌などで報じられているところだが、インターネット上では都議になる前のツイッター投稿にもチェックが入り、バッシングに晒されている。

「ラサール石井も気持ち悪いなあ」

過去の「年の差婚」関連のツイートについて謝罪(画像は6月28日のツイート)
過去の「年の差婚」関連のツイートについて謝罪(画像は6月28日のツイート)

   指摘されているものの1つが「年の差婚」に関するツイートだ。2011年9月14日、塩村都議はツイッターで「加藤茶 仲本工事さん、、。 ぶっちゃけ気持ち悪いと思うのは私だけ?」とつぶやいた。

   加藤茶さん(71)は同年6月に45歳年下の一般女性と再婚し、中本工事さん(72)は9月に27歳年下の演歌歌手との真剣交際が報じられたばかりだった。

   フォロワーから、気持ち悪いという意見は男性と女性どちらに向けられたものか聞かれると「まあ、どちらもキモい」とした上で、「いい大人なら若い子を諭すとか教えるとか人生の師であって欲しいのに。皆こんなだとおもうと、世のオヤジとうかうか飲みにも行けないよ。危なくて」と、中年男性が若い女性に恋愛感情を抱くことへの嫌悪感を示していた。

   続けて、同調するフォロワーには「ですよねぇ。。なんか、常識とかモラルとかなくなったんだろうなぁ。それじゃ人間じゃない気がします」と返す。「僕にとっては夢と希望です」と主張する男性には「夢と希望はいいと思うんですよ。空想するとか。でも実行するってのはタガがはずれた●●かなと(編注:伏字は本人によるもの)」と語りかけており、ほとんど変態扱いだ。

   2012年2月には、32歳年下の一般女性と再婚したラサール石井さん(58)についても下記のように言及した。

「ラサール石井も気持ち悪いなあ。いまひるおび見てたら、なるほど。ゆとり世代は不況しか知らず、リッチな生活をいま現在させてくれるジジイがよく感じていると。まあ、確かに。うちの父はいま死の淵にいますが、家族を捨て走った30も年下の愛人に年金だけ残され、あとは取られて今ひとりです」

   これらの発言がネット上で問題視されると、塩村都議は2014年6月28日にツイッターで「年の差婚に関するツイートについて」と書き、「議員になる数年前のツイートとはいえ、適切ではありませんでした。多くの方より議員になってからとの誤解もあるので、釈明をし、謝罪をするべきとのご意見を頂戴しました。全くその通りであり、多くの方に不快な思いをさせて大変申し訳ありませんでした」と謝罪コメントを投稿した。

   なお、加藤さんやラサールさんの名前を出したツイートはすでに削除されている。

「羊水は腐らないけど、的外れでもないなと」

   ネット上で批判を集めているのは、これだけではない。2011年9月に「茶のしずく石鹸」被害者に対して「使い続けるアレルギー持ちの被害者に問題がある気がするわ」と、誤解に基づく批判を行っていたことが取沙汰されているほか、ラジオ番組内で「35歳になるとお母さんの羊水が腐ってくる」と発言した歌手の倖田來未さんについて「同情した」と書き込んでいたことも物議を醸している。

   2010年12月、塩村都議は「子宮と卵巣の老化は止められない」という女性向け雑誌の内容についてフォロワーと話していた。その流れで「以前批判されたコウダクミさんの発言、あれは羊水でしたけど、生殖器全体ということなら、あながちウソではないということでしょうか??」という質問を受けると、「そう。私、倖田來未に同情しましたよ。羊水は腐らないけど、的外れでもないなと」と返していた。

   「羊水が腐る」という点自体は否定しているものの、不妊などに悩む女性の支援を訴えている立場上、都議になる前とはいえネット上では「同情した」「的外れでもない」という意見は不適切と捉えられたようで、批判を呼んでいる。

   塩村都議は6月28日、過去のツイートが度々批判されていることを受け、「経歴は隠すことはないと、ツイートもそのままに選挙をしました。しかし、政治家になる前のアカウントでツイートをしている事がリスク管理ができていない、 混乱させているのは自分だとのご意見も頂き、その通りだと痛感しています。徐々に改善します。また、情報が切り貼りされており、残念に感じます」とツイートした。

   改善方法については示されていないが、年の差婚関連の不適切ツイートを削除したように、過去の発言に現在の「都議」という立場から問題と思われるものがあれば同様に削除していくのかもしれない。それでもネットでは、なおも「あら探し」が続き、いたちごっこになりつつある。

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