「STAP細胞」の論文で、理化学研究所の調査委員会が不正だと認定した画像以外にも疑わしいものが出ていると、複数のメディアが2014年5月21日に報じた。
NHKによると、理研内部で行われた調査で、STAP細胞の万能性を示すために掲載された、「ES細胞から作製」「STAP細胞から作製」とされる2枚のマウスの写真で、両方とも同じ種類の細胞を使ってできたマウスの写真だという。また、異なる種類のマウスで撮影したという2枚の写真についても、実際は1匹のマウスだったとした。理研はこの調査について、実施の有無を含めて外部に公表していない。