ロッテリア「つけ麺バーガー」の悪評紛々 しょっぱすぎて無理、奇をてらいすぎ…

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   ハンバーガーチェーン大手「ロッテリア」が発売した「大勝軒 元祖つけ麺バーガー」がネットで話題になっている。

   バンズ(パン)の間にタレやマヨネーズを付けた麺を挟んだバーガーを、つけ汁と一緒に食べるというものだが、ともかく塩辛くて食べにくいというのだ。

スープを飲むと塩辛すぎて口の中が痺れる

つけ麺の発想も味も不満続出
つけ麺の発想も味も不満続出(写真は特盛)

   この「つけ麺バーガー」は1961年に開業しつけ麺の元祖とされている「東池袋 大勝軒」とコラボして考案した業界初の商品で、話題沸騰のため当初予定より2日早めた2014年5月18日から発売している。

   どんなものなのか、14年5月19日の昼過ぎに東京新宿にあるロッテリアに行ってみた。店の前では店員がチラシを配りながら「つけ麺バーガー」の発売を宣伝していて、カウンターで注文する際にもおすすめ商品としてメニュー表を出してきた。

   パンの間に挟むパティとなる麺が「並」が税込単品で650円、2つ入った「大盛」が700円、3枚入った「特盛」が750円で、それぞれ特製スープと割りばしが付いてくる。スープに中にはチャーシューとメンマ、ナルトなどが入っている。せっかくだから「特盛」を注文してみた。

   麺はかた焼きソバをギュっと潰した感じでテリヤキ風のソースが塗られていて「特盛」のため3段重ねだ。これをどうやって食べたらいいか悩むが、説明書きを見るとそのままかぶりつくか、スープに付けて食べるのが正解らしい。とりあえず上のバンズを外し箸で麺をつかんで口に運んでみた。麺はもっちりとした触感のあとに口の中でほどけた。

   味は、凄く塩辛い。ソースが原因のようだ。麺をスープに付けて食べてみたところ、さらに塩辛さが増してしまった。スープを飲んだら塩辛すぎて口の中が痺れた。パティにもソースが付いて塩辛く食べるのを諦めた。結局、麺は1枚の半分ほどしか食べられなかった。ちなみに、スープはお湯で薄める「スープ割」ということができるらしい。結局、塩辛さばかりでどんな味なのかわからなかった。

   ネットでは「ロッテリアつけ麺バーガー(650円~)がいろいろ、ひどいw」などと騒ぎになっている。

「炎上商法なのか?」といった疑問の声も

   感想で多いのは、とにかく味が「しょっぱい」というもの。パンとつけ麺は本来、別々に食べるものだから、そもそもバーガーにする意味がなかった、とか、食べ方が分かりにくいし食べづらい、といった批判のほか、価格が高いという苦情もあった。また、広告のイメージ写真とのギャップがありすぎる、というものもある。写真の「特盛」は高さがすごく見えるのに、実際はその半分ほどにしかない。さらに、つけ汁の具も写真は容器からはみ出すほどに大きいのに、実際はスープの底に沈んでいて、

「普通に大勝軒行ってつけ麺食べりゃいいんじゃね?」
「ロッテリアは炎上商法をやるつもりなのか?」

などといった意見がネット上に出ている。

   実際のお客の評判はどうなのか。ロッテリア広報に問い合わせてみたが、

「担当者は出張中です」

ということだった。

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