太陽光発電などの買い取り価格を決める経済産業省の調達価格等算定委員会は、太陽光発電の価格を最も発電量の多い企業向けで1キロワット時あたり32円(税別)とする案を、2014年3月7日に示した。税込みでは34.56円となり、13年度の36円から4円引き下げる。4月1日からの新しい買い取り価格となる見込み。
太陽光パネルの性能向上や値下がりを反映した。
一方、風力発電のうち、海に風車を置く「洋上風力発電」の価格を新設し、風力一般の価格22円から36円に引き上げる。太陽光発電から他の再生可能エネルギーへのシフトを促し、再生エネの発電施設の大半が太陽光に集中する現状を是正する狙いがある。