2014年2月9日の東京都知事選投開票を控え、新聞各紙は2月1日と2日に電話世論調査を行った。いずれの調査でも元厚労相の舛添要一氏(65)のリードを伝えており、元首相の細川護熙氏(76)、前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(67)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)が後を追う展開になっている。
各社とも、舛添氏について「優位保つ」(朝日)、「依然優勢」(毎日)、「リード保つ」(日経)、「さらに浸透」(産経)と世論調査の記事としては異例の踏み込んだ表現だ。舛添氏は現時点では他候補を大きく引き離しているとみられるが、まだ有権者の2~4割が投票態度を明らかにしていない模様。