JR北海道は2014年1月30日、JR北海道の元運転士、小林忍容疑者(33)を器物損壊容疑で逮捕した。小林容疑者は13年9月7日、札幌市手稲区の札幌運転所で、寝台特急「北斗星」の機関車の運転席に設置された自動列車停止装置(ATS)のスイッチをハンマーで叩くなどして壊した疑いが持たれている。小林容疑者は容疑を認めているという。
小林容疑者は列車を動かす際、ATSの設定を確認しなかったことが原因で非常ブレーキを誤作動させていた。小林容疑者はJR北海道の社内調査に対して、ミスを隠すために犯行に及んだことを認めていた。