放送禁止になった豪コンドームCM どこが「エロすぎ」だったのか

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   ドラッグストアで若いカップルが商品を物色している。店員に声をかけられ何やら相談した後、スタッフらに見守られながら性行為を始め…。

   アダルトビデオかと思った人もいるだろうが、実はこれ、れっきとしたテレビCMの内容なのだ。

   「セクシーすぎる」としてテレビ放送は禁止になってしまったようだが、ネット上で動画が公開され、海外ネットユーザーから大反響を呼んでいる。

様々な体位を試し、フィットする「商品」を購入

過激CMの一場面(YouTubeより)
過激CMの一場面(YouTubeより)

   話題になっているのは、オーストラリアのアダルトグッズメーカー「Four Seasons Condoms」のコンドーム「NAKED」のテレビCMだ。

   「CLOSER」「SUPER FIT」「LARGER」「CLASSIC」の4種類のサイズがあるが、カップルはどれを選んだらいいかわからない。「だったら試してみたら」と店員に勧められ、ドラッグストアの中で様々な体位で性行為し、自分たちに合うコンドームを選ぶ、というストーリーだ。カップルは全裸になっているが、店員や商品の棚などによって「大事な部分」は隠されている。コンドームを購入し店を後にするカップルに、男性スタッフが「Come again!」と声をかけてCMは終わる。

   インターナショナルビジネスタイムズ(IBタイムズ)オーストラリア版が2013年12月10日に報じたところによると、放送前にCMを監査する機関「Commercials Advice」によって、「セクシーすぎる」としてテレビ放送を禁じられてしまったという。

公開から1か月足らずで再生数293万回超

   残念ながらテレビでは見られなくなってしまったようだが、Four Seasons Condomsは自社のYouTubeアカウントで動画を公開。「これがテレビで放送禁止となったコマーシャルです」とアピールする開き直りぶりだ。

   公開されたのは13年11月18日で、再生数は12月11日18時現在293万回を超えている。

   コメント欄には、主に海外のネットユーザーから「このCM大好き」「今まで見た中で最高のCMだ!」「なぜこれが放送禁止されてしまったんだろう?」「もしかしたら放送されるより放送禁止になって成功だったかもな」などと書き込まれ、大好評のようだ。

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